質問が来たので、応じた。

女の声「弘美ちゃんにとって、幽霊とは怖く無いの?
あなたにとって、実体の無い存在は、どんな存在なの?」
のような質問が来た。
しばらく考えた。そして、私は応答する。
「この世界に干渉出来る方法を持つ者が、肉体を有する。
または、肉体が無ければ、この世界に干渉すら出来ない。
しかし、肉体に囚われて、
つまり、肉体が無ければ、この世界に干渉出来ないという考えに囚われていれば、
それは、この世界に干渉出来ないだろう。
実体が無い者の中には、この世界に「精神の力のみで」干渉出来てしまう例が実際に有る。

あなたは、まず「干渉する」という概念を組み立てるべきだろう。
干渉するとは?
あなたの肉体は、あなたの目の前に有る壁を、「何の障害も無く」通り抜けれると信じれるだろうか?