今日は、母の手術日 眠れないのは、そのせいか

いつもの手術なのに、落ち着かない。

胃ろうのペグ(おなかに穴を開けて、そこに管を通したやつのこと。管の着脱を「ボタン」で、バチン!と出来るタイプ)

ペグは、半年ごとに付け替えないといけない。

内科医がやる。

口内麻酔かけて、胃カメラ通して、胃カメラ使って、管引っこ抜いて、新しいやつを穴から通す手術。

「娘さんも、手術見ます?」といわれたので、前、母の胃の中を通っていくカメラを視ながら、穴通しの手術を観察させてもらったことがあった。

あとから、医師会の知り合いに聞いたら、「患者家族を手術中に中に入れるなんて、前代未聞です」みたいなこと言われた。

確かに、考えてみればそうかもしれない。

でも、その場の乗りだったので、いい機会だし、母の胃の中観察してみた。

結構奇麗な、ピンクのひだひだしたうるおいのある胃だった。

先生から説明受けたとき、普通の人は、もっと荒れてるんですけど、お母さん、かなり奇麗ですよぉ。と。

普通の人は、ほとんどの人かどうかわからないけど

タバコ吸う人は、胃の中のひだひだがなくなって、つるりんてんになってるらしく、胃に穴が開きやすいとのこと。

お酒飲む人もそう。

胃ろうは、直接、胃に穴は開けない。開けたら、胃酸がもれて、内臓が痛むから。

ちょっと、上の食道に穴を開けて、そこから、おなかの外に管を出す。

最初に穴を開けるときは、長時間かかったと思う。

今は、もう穴が開いてるので、5分から10分で手術は終わる。日帰りで帰れる。

胃ろうは、年齢に関係はない。

私より若い働き盛りの男性20代後半の方が、付けられているのを、母が入院中、看護士の方に見せていただいたことがある。

おなかにボタンが付いてる状態のを。

「この方は・・・」と、その男性の状態を観たとき、ショックだったのを覚えてる。

完全植物状態。原因は、脳疾患。20代で、脳疾患なんて・・・ってね。

奥さんと子供さんが居られると聞いて、この人、悔しいだろうなって思った。

植物状態だからって、意識がないわけじゃない。体を動かせないだけだから。

奥さんへの苦労、子供たちを抱きしめれない守れない辛さ、あると思うから。

何が原因では、推測。タバコを吸われていたらしい。お酒も。

現代は、20代でも、脳疾患・心疾患は、なってもおかしくない時代だって、先生がおっしゃられていたので、気をつけてください。