涙が出てしまう。天下三分の計を考えた人。

諸葛亮孔明

同じ時代に生きていたなら、私は、絶対、彼のお嫁さんになる。

三国志のことをそんなに知ってるわけじゃないのだけど、

初めて、三国志を知ったとき、一番、印象に残った人が、この人だった。

史実では、軍略家ではなく、政治家としての能力に秀でた人だったそうです。

私は、多くの命を奪う策を立てるよりも、命を生かすために守るために尽力した彼の生き方に惹かれます。

天下三分の計 とは、魏 呉 蜀 三国の力の均衡を保つことで、無益な争いによって、民の命が奪われることを防ごうとした策だと思ってた。

最終目的は、国の全土統一のための 手段 に過ぎない と・・書かれているけど

彼が生きている間に、魏を相手に 呉を相手に、全土統一を計れると思っていただろうか?

到底、「老い」には勝てない。1・2年で成し遂げられるものじゃないから。

彼の目的を知り、理解し、いっしょに協力して成し遂げてくれようとした人なんていただろうか?

私には、本気で、しかけた「策」。味方であっても「駒」に過ぎない。

「全土統一」はできなくても、自分が生きている間にできる精一杯の力で、知恵で、「平和」を築こうとしたのではないか?

そう伝わるんだよ。

絶望して、絶望を、目の前で死に逝く者たちを見ながら、「終わりはない。この絶望に終わりはない。」と思いながら、この時代を動かす者達に、近づき、この「三つの駒」をどう動かせば、どう「方向転換」させれば、「絶望を、光に変えることができるだろう」って、考えてた。

賭け。この方向に向かわせるだけでいい。

天下三分の計。 これに、乗らせる。かならず、「三つの駒」を乗らせてみせる。絶望で死に逝く者達を、家族を失う残された家族を、これ以上増やさぬために。。

ってね。感じちゃうんだ。そう私の中に、言葉が入りこんでくるの。

涙が出てしまう。これを考えるとね。