題名「ワールドメイト」 構想 これね。タンブラーに掲載してきた物語で、幻影で不思議なもんが見えた時あって、そんとき、何か書いてるん。そんときの見えたものを再現しようと書き始めた物語。
愛のエネルギーとも言える。
男のペニスと女の穴には、マイナスとプラスの働きがあり、これは引力のように引き合う関係で、一度でも一線を超えたら、もう合体せずには居られない運命だと言える。
愛のエネルギーは、出会って間もない男女でも、一度でも、そのペニスと穴の限界距離を超えると、つまり、縮めた瞬間、加速に拍車がかかり、もう止められない。
そういうものなので、ナーガは、このエネルギーを採取するのに、事欠くことはなかった。
ところが、昨今では、ヤラない男女が増えている。
ナーガの子は、このエネルギーばかり食らって生きているわけではないので、ごく一般の人間が口にする 野菜 肉 などからエネルギーを摂取することは出来た。
しかし、元気がでない。元気が出ないのだ。
それで、ナーガの子は、時々、エネルギーを得るために アダルトサイトを覗いていた。
付き合っていた男性も居たが・・・摂取の仕方が解らない。性交を行うことで、イク経験が無く、相手をイカせることが出来ず、相手から精力を吸うことが叶わなかった。
それで、セックスに対するコンプレックスが非常にあった。
おどおどした声の女性も、何人かの男を食らったことがあるようだ。しかし、何人じゃないか、50代の男性と30代の恋人だけか。
うらやましいと思う。精力を吸い尽くす力を持っているのだから。
私には、出来ない・・・ そう思い、ナーガの子は、自信を失くす。。
ここを、どう描こう。凄く考える。
おどおどした声の女性は、イキやすい体質で、吐息が聞こえていた。いやいや言ってたいたけれど、あの幻影で見えたような夢の中で、彼女は、作業服姿の男に、足をひきあげられ、そして、激しく息を踊らせていた。
イッてはいけない。彼に悪い。そう思っても、だんだん刺激が体中を走っていく。小刻みに痙攣が走り、それを自分で抑えることが出来ない。
泣きながら、「ごめんなさい」そうつぶやきながら、男の絶頂とともに彼女も、イッた。