短編「世界の始りはお前と過ごしたい」
短編「世界の始りはお前と過ごしたい」
約束したんだ。あの子と
「21日を無事過ごせたら。。24日の夜、俺と、まじで付き合ってほしい。」
酒飲んでたし、まずい約束しちゃったよなあ。チャトレの子と
まさか^^;本気で受けちゃいないだろ?
ちょっと会いづらいな・
いつものようにログイン。あの子の様子は・・彼女は待ち合わせ中か・・?!
「え?!待ち合わせ?・・あいつ、他にもいたのかよ。」
ちょっとだけ・・ショック(まあ、俺だけなはずないか。)
なんか安心してる自分がいた。なんで?
もう一人の俺「おまえなんかと まじで約束する女がいるわけねぇだろ?」
そうだよな。。
でも、ちょっと気になる。俺は、彼女にメールをした。
「件名 こんばんわぁ 待ち合わせしたっけ?」・・なんか意地悪いな俺
彼女から、すぐに返信が返ってきた。
「件名 こんばんわ^^ あれ?・・もしかして、忘れてた?」
はい?どういうこと?
待ち合わせ中の彼女の部屋に、入ってみる。
入ると、彼女がにらみつけて「・・忘れてた?」
俺「(忘れた?約束?ちょっとまてよ。)ごめん^^;待ち合わせしてたっけ?」
彼女が笑顔で「今日は、21日だよね?」
俺「あ・・(まだ先だと思ってたけど、今日ってその日だーー;)」
酔ってたせいかーー;しまった・・
あれ?顔伏せちゃったよ?まさか、泣いてんの?うそでしょ?
一瞬そうかと思った。けど、彼女は顔を上げて、笑顔で「しょうがないなぁ^^」と返してきて・・
それから、取りとめもない会話を彼女と1時間ほど会話して・・そして、最後に
「あと1分で、22日だ。無事過ごせそうだなwやっぱ、迷信だったか」
「そうだねぇ^^ でも、ちょっとスリルあったよね。あと10分、あと5分とか、秒読みみたいでさ。」
「24みたいだったなw」「うんw」
「・・ん・・じゃ、また明日ね^^」
「はい^^またね。」いつもと変わらず、笑顔で返す彼女・・・そうだよな・・
覚えてるはずねぇよな・・(安心したはずなのに、なんか寂しいような「会いたい」ぐらいにしとけばよかったかな;;)
部屋を出て、しばらくすると、彼女からメールが届いた。
「件名 世界の始りは どうしますか?」
え・・・