開業医の活動範囲

在宅緩和クリニック 受けることができなくなりました・・・

非常に残念

病院勤務時は、地域を回ることができていたそうなんだけど

開業した途端、「開業する場 から 半径16km圏内でなければ無理」という返答

ただ単に、県や国からの意見ではないとは思うよ。

緊急処置が必要な状態の場合、「かけつけるまでに掛かる時間」というのは、医療の世界では、すごく重要なことだから。

だけど、すごく残念

現在かかっている病院は、昔からかかってくれている先生 つっちー先生

だけど、専門は、脳神経外科

決して、緩和ケアに乏しい方ではないことはわかってる。

だけど、なるべくなら、在宅で看たい 私は、外科医ではなく、緩和面でのサポートに詳しい先生が、いてほしかった。

だったら、なぜ?前の病院をやめたんだ?

そう・・・だったら、なぜ?

今、それを振り返ってもしかたがない。

ケアマネージャーと話し合うことにした。

たまたまだけど、ケアマネの知り合いに、緩和医療に詳しい先生が、診療所を開いていることが、わかった。

今日は、その先生と掛け合う交渉を、ケアマネがしてくれると言う。

こう何度も、何度も、病院をかえることが、母にとって良いことではないことはわかっているけど

私が、経験してきたことが、一般の方で、まともな医療を受けている方たちにしてみれば、

共感されるか? 反感を買うか? それは、わからないけれど、

寝たきりの患者を、在宅で看ていくということは、かなり大変なことです。

麻痺を全身に抱えてるのなら、なおさら。

口から食べたがる 母

少しだけ、スプーン一杯だけの プリンを上げて、あとは、胃ろうから液体食。

気落ちする姿を看るたび、つらいよ。食べたいだろうに、食べたら危ないからね。

動けないから、寝返りが打てない。

背中を痛がる。油断すれば、床ずれという 内出血状態で細胞が壊死する症状に苦しむ

そこに、肺への転移

痰が詰まる。肺の機能が落ちていくので、酸素量が減る。咳込む。

痛みを止めるために、強い痛み止めを飲ませ続ける。母の目が朦朧としてるのがわかる。

どうしてあげることもできない。

私が、できることは、緩和ケアに詳しい方からのアドバイスを受けながら、最期を見届けてあげることだけ。

その開業医が、近くいないから、受けれない。

専門医がいることは、非常に助かるけど

総合医がいないことに、非常に困る

居ても、こんな田舎には来ない。

医者不足だなんだいうけど、専門医師が偏っているだけで、医者自体の数は足りてるはず。

足りてるけれど、専門医の中で、数が多い医師は、足りてるけど、数が足りてない医師が、田舎には、来ないだけ。

ここの問題を解消する手立てを考えいかないと、

医師を増やしても、なんの解決にも、繋がっていかない。