賠償金を払うことが、優先順位なのか?

補足:農業には、「作付け時期」あるから、そして、「ただ、ぼぉーと、毎日過ごす」とね。どんな人だって、時間が経てば経つほど、「大きな喪失感」「挫折」から這い上がるのに、時間がかかる。私の友人に、「いままで見せたことのない面」を見せたやつがいた。挫折して、ぼろぼろになって、いくら励ましても、「自分の世界」に入ってしまって、そこから這い出そうとしなかった。今は、もう大丈夫みたいだけど、「自分の弱さ」を見せた相手だから、関わりたくない気持ちもわかる。過去にしたいから。あの頃の自分を置いていきたい。

プライドがあるんだよ。職人さんにはね。

一度、プライドがずたずたにされたら、なかなか、這い上がれない。時間が勝負なのは、それが理由。

賠償金もらって、それを元手に、また、元の仕事を再開する。復興させる。と思っても、「自分が思っていたほどの額」ではなかった。これじゃ・・・無理だ。そして、また、後ろ向き。いつまでたっても、先に進まない。

産業の復興は、「お金」だけの賠償では、無理。

ただ、生活資金に消えていくだけ。希望を打ち砕かれていくのが視得るよ。

だから、本当に必要な「賠償」は、金も必要だけど、

「仕事」を再開できる「希望」を賠償することが、一番の賠償になると思う。

本題

お金は、「交換券」であって、交換していけば、いつかは、尽きるもの。

お金を生む場所。「仕事」をする「場」を提供することが、賠償する順番として、第一の優先順位だと思う。

これは、思いつきだから、無理だと思う方は、無視していい。

東電さんが保有する「施設」を売却し、賠償金を集めているという報道をみて、

何か間違っているように感じたから、書くことにしました。

これは、思いつきだけど、東電さんが、保有している「施設」の中に、ドーム6個分入るぐらいの「ばかでかい施設」があるそうだけど

「施設内」に、「ハイテク農法」導入できないのかな?

完全に、外部「大気」を遮断でき、「空調システム完備」されていると思うし、

後は、「施設内」に、「安全な農業用水」を引くには、どうすればいいか?

それを考えるだけ。

福島で農業をされていた方は、多くおられると思いますけど、全ての農業従事者に「施設」の提供は難しくても、

施設を売って金に換えて、払って終わりではなく、

「施設の構造」を視て、「生産者」に「仕事を提供」できないだろうか?と

知恵を巡らせるほうが、有益だと思えるから。