箸の「韓国起源説」に危機感、上海で無形文化遺産登録へ―中国メディア Record china 配信日時:2015年1月25日(日) 12時39分 ~ 全く異なる日中韓のお箸、その違いとは?―中国メディア Record china 配信日時:2015年6月18日(木) 16時0分

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全く異なる日中韓のお箸、その違いとは?―中国メディア|レコードチャイナ

箸の「韓国起源説」に危機感、上海で無形文化遺産登録へ―中国メディア

配信日時:2015年1月25日(日) 12時39分
箸の「韓国起源説」に危機感、上海で無形文化遺産登録へ―中国メディア
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24日、中国・新華デイリーテレグラフはこのほど、「上海で箸文化の無形文化遺産登録の動き」と報じた。中国や日本の文化について、「韓国起源説」を唱える最近の動きなどに危機感を抱いたようで、年内の登録を目標に掲げているという。資料写真。
2015年1月24日、中国・新華デイリーテレグラフはこのほど、「箸は韓国人が発明した?上海で箸文化の無形文化遺産登録の動き」と報じた。中国や日本の文化について、「韓国起源説」を唱える最近の動きなどに危機感を抱いたようで、「箸を生み出したのは中国人」と主張して年内の登録を目標に掲げているという。

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東アジアを中心に広く使われている箸の起源については、中国で春秋戦国時代(約2500年前ごろ)に考え出されたとする説が有力。日本へは6世紀中ごろに朝鮮半島から持ち込まれたとされる。

新華デイリーテレグラフによると、「中国人が発明した箸、その文化を保護しなければ」と熱く語るのは上海箸文化促進会の徐華龍(シュー・ホアロン)会長。「日本には8月4日の箸の日がある。韓国には『箸は韓国人が発明した』という説まで登場している」と警戒感を募らせる。

上海の箸文化には長い歴史があり、唐代には名産品としてその名が知られていた。海外からの賓客への贈り物として採用された実績もある。

「箸は韓国が発祥の地」という韓国側の主張について、中国・鳳凰網は日本のネットユーザーの「言った者勝ちだな。サムゲタンを韓国発祥と言ってバッシングを受けたことを忘れたの?」「韓国の箸はステンレス製で、金属のスプーンで食べてるんじゃなかったっけ」とのコメントを紹介している。(編集/KU)
 

 

日本、中国、韓国、箸から見た文化の違い―中国メディア

配信日時:2015年3月1日(日) 20時55分
日本、中国、韓国、箸から見た文化の違い―中国メディア
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28日、捜狐網は記事「日中韓、箸に見る文化の違い」を掲載した。東アジア3カ国はいずれも箸を使う伝統がある。だがその箸にも違いがあるのをご存じだろうか?箸の違い、食卓の違いから各国の文化が見えてくる。資料写真。
2015年2月28日、捜狐網は記事「日中韓、箸に見る文化の違い」を掲載した。日本、中国、韓国。東アジア3カ国はいずれも箸を使う伝統がある。だがその箸にも違いがあるのをご存じだろうか?箸の違い、食卓の違いから各国の文化が見えてくる。

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まず中国だが、伝統的には木製の箸を使う。長く太いのが特徴的だ。中国は大家族文化で、一つの食卓を大勢が囲む。離れた場所から料理を取ってくるためには、長い箸が必要というわけだ。

続いて日本。中国と同じく木製の箸を使うが、魚の骨をつかみやすいように先が尖っている。また料理は最初から取り分けられているため、箸を伸ばす必要がない。そのため中国と比べて短い。

最後に韓国。日中とは違い、金属製の箸とスプーンを使う。韓国ではスープ類の料理が多い。木製の箸やスプーンでは濡れて非衛生的だという観念から金属製が普及した。盛り付けは日本と中国の中間。日本のように取り分けられていることはないが、中国ほど大人数で一つのテーブルを囲むことはない。ゆえに箸の長さも日中の中間ぐらいだ。(翻訳・編集/増田聡太郎
 

 

全く異なる日中韓のお箸、その違いとは?―中国メディア

配信日時:2015年6月18日(木) 16時0分
全く異なる日中韓のお箸、その違いとは?―中国メディア
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16日、お箸は東アジア文化圏で広く使われている食事道具であり、その形状やデザインは東南アジアの食文化に非常に良く適合している。
2015年6月16日、お箸は東アジア文化圏で広く使われている食事道具であり、その形状やデザインは東南アジアの食文化に非常に良く適合している。古の漢文化の影響を受け、日本列島や朝鮮半島に暮らす人々も、お箸で食事をすることを学んだ。箸食は、文化の一種であり、日中韓三国には箸食文化が浸透しているが、3カ国でのお箸の使い方は、非常に異なる。中国民航報が伝えた。

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箸文化の元祖は中国であり、3000年という悠久の時間をかけて発展してきた。中国で使われるお箸は、長くてまっすぐ、先端は丸く尖ってはいない。これは、「攻撃的でない」という漢民族の特徴を表している。

日本も「箸大国」だ。だが、日本に伝えられたお箸は、だんだんと中国と異なる使い方になった。まず、形状について。日本のお箸は、中国のものよりずいぶん短くなり、先が「丸く尖っている」ものが多勢を占めるようになった。これは、「攻撃的」という大和民族の特徴に酷似している。長さが中国のお箸より短くなったのは、日本人の多くが「定食」つまり1人分ずつに分かれた料理を食べるため、長いお箸は不要であることによると言われている。次に、日本でお箸が丸く尖った先に変わったのは、日本人が魚を好んで食し、魚の小骨を取り除きやすいことによる。

このほか、日本人が使うお箸の材質は木であることが多く、割り箸も良く使われる。だが、中国と違い、日本人は国内産の木を使って割りばしは作らない。

日本で使われる割り箸は、ほとんど、中国や東南アジア諸国から輸入したもので、日本人は自国の環境保護を考える上で、大変計算高いと言えよう。

金属製のお箸が高級かどうかは分からないが、韓国の友人によると、昔の朝鮮半島では、金銭的に貧しい人々でも、金属製のお箸、お椀、スプーンなどを使っていたという。

朝鮮半島の人々は、焼き肉好きから、焼く料理に最も適した金属製のお箸を発明した。何はともあれ、彼らが使う食器は、触ればヒヤッとするが、いったん食事を食べ始めると、非常に辛い上、あまりにも熱々で汗が噴き出す。

日本の学者、中嶋嶺雄氏は、著書「日本人と中国人ここが大違い」の中で、次の通り分析している。

日本人がなぜ使い捨ての割り箸を好んで使うのか。日本人の魂の奥深くには、安土桃山時代の茶人・山上宗二が発明した「喫茶」の心得にある「一期一会」の精神を大切にする心が刻まれているからだ。

一方、中国人は、長いお箸を繰り返し洗って使う。これは、絶対に諦めない忍耐力を持った中国人の民族性、持続性、大きな粘り強さを象徴している。

日中韓三国はいずれも、「物乞い」や「乞食」という言葉を忌み嫌う。これは、高い意識レベルでの3カ国の共通点である。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)