母は、なぜ?父に出会ったのか?

まさか、蛇絡みで、母が、父と意気投合するはずはない。

母は、友人の紹介で、父と知り合い、結婚した。

母は、長身。父は、ちっこい男だった。

150cmもなかったのだ。うちの父は、ちっこい。

私は、大きくなるたびに、父を見下ろす征服感に浸れた。

母から、男は家畜と教え込まれてきたので、父も家畜としてしか視たことはない。

ただ、父が男を示してくれた「マグロ一本まるまるお持ち帰り事件」以来、父を 家畜ではなく 頼もしい男として 初めて視れるようにはなった。

ユニークな親父だった。母も、あれこれ言ってはいたが、結局、

この親父のユニークさに、助けられたのではないか?と思える。

普通は、惚れた男を 家畜だなんていえる女はいない。

言わせてやっていた父の度量の深さに、・・・言葉が浮ばない。

ところで、あまりにも、二人のめぐり合わせが、「異常」に思える。

母も、父も、「蛇」と「巳神」の違いはあれど、

蛇絡みだ・・・

二人から、過去話聞かされてきた私は、ぞっとしていた。

しかも、母から、私の片足には、白蛇が巻き付いていると聞かされて育ったのだ。

いや・・・聞かされただけじゃない。。視得たんだけどね。

夢と思うようにしてきた。そうしなければ、まともに生きれない。

母は、平気で、見えないはずのものを見えると まわりに風潮する人だから、始末が悪い。

「おまえのかあちゃん、頭おかしいんじゃねぇか?」

言われたことがある。同級から・・・

私が、近所の同じ歳ぐらいの子達と遊んでいたのは、最初の一ヶ月ぐらいだけ。

背後にいる親が、私の訪問を遮断しはじめる。

敷居を跨ぐな。おまえの母親、おかしいだろ。

あんな家の子と遊んじゃいけません。

あとからあとから、大人の都合ってやつを、それまで遊んでいた子達から聞かされる。

そして、大人にマインドコントロールされるんだ。

うちのかあちゃん言ってたよ。おまえんとこの母親、頭おかしいってよ。

言わない子もいた。親の目を盗んで、こっそり遊ぶ。

しかし、他の大人がそれを その子の親に通報して、その子は、家に閉じ込められる。

まるで、化け物扱いだな。

そんな酷い仕打ち?を受けていたころ、私に事件がおこる。

二つあるのだが、一つは、書きたくない。

二つ目のほうを書こう。

ことの始まりが、なんなのか?わからない。

私は、近所のおじさんから、何かと体を触られることに巻き込まれていた。というか、隠れていて、こちら気付かないうちに近付いてきて

私に抱きついて自宅に引っ張り込もうとする行為だ。

私は、力が強かったので、蹴って殴って怒鳴って 撃退してきたが

家に上がりこんできたことがあるのだ。

そのおじさん、父母がみている前で、私を押し倒した。

母は、それみて、鬼の形相になり、そのおじさんを ぶんなぐりつづけた。父の出る幕はなかった。。

そのおじさん、母の形相に恐れをなして?自宅に逃げ戻った。

警察に知らせようと話し合ったのだが、(知らせたのかな?覚えてない。)

真夜中、救急車が、鳴り響いた。

あのおじさんの家でとまったらしい。翌日、近所のおばさんたちが、大声で話してるのが聞こえて知った。

なにやら、心臓発作を起こして搬送されたらしい。

で、翌日それを聞いてからあとで、ほどなく、死亡を知らされる。

心筋梗塞らしい。。

母は、そのとき、「もしかして?私が殴ったせいか?」とか言ってた。

けど、日ごろから元気で、心臓の病を持っていたなんて噂でさえ聞かないおじさんが、突然心筋梗塞で死んだのだ。

おかしい。母は、気味悪がっていた。

直接関与はしてないが、近辺で、心筋梗塞による死亡者は、続いた。

連続してではないが、その全てに、母が絡み、私は、絡んではいないと思いたいのだが・・・

母から頼まれたお守り が、脳裏を霞む

私は、母から頼まれて ときどき、身を守るための「みしるし」みたいな物を書いていた。

それを、家族3人分つくり、常に所持させていた。

なんでもこじつけるものではない。

私が書くお守りは、巳神を映した絵札でした。

なぜ?母が、これを書くように頼んできたのか?

なぜ?このお守りが、脳裏から消えないのか?

わからない。

ただ、私のまわりでは、それまで、健康だった方が、突如死ぬという事例が続いた。

ただ、それだけだと思いたい。

つづく 先祖を辿れば、何かにたどり着くかもしれない。