目が覚める また、地球とあれ
ぐるぐる ぐるぐる 廻ってる
大きくなったり、ちっちゃくなったり
せわしなく
説明すると、地球儀が、目の前で、そういうビデオみせてるってイメージ
眠れない;;
太古の地球が、ちっちゃくなる時の様子
まず、外部からの強い衝撃が、地球表面に、伝わる。同時に、地球の中心に浮かんでいる「あれ」の周りを覆っている球体の欠片が、次々と、ぼろぼろ崩れ始め・・・・
崩れた箇所を中心に、地球の中心に浮かんでいる「あれ」に向かって、吸い込まれていく様子
同時に、急速に、地殻が、折り重なるようにして、縮こまるようにして、移動を始める。
地表のあらゆる箇所から、地下水が、吹き上がる・・・
同時に、地殻の移動・・つまり、巨大地震が起こっていると思っていい。その地殻の移動によって、地表を覆っている海水が、揺れ動き・・・津波の形状を示す。
通常の津波の形ではなく、まさしく・・・水面に広がる波紋のように、あらゆる場所で、波紋と波紋同士が、ぶつかりあい・・・さらに、大きな波紋に発展していく。
急速に、地殻の移動が始まる。「あれ」が吸い込む勢いが強ければ強いほど、それを防ぐための「球体」が形成されるのが、遅ければ遅いほど、つまり、時間がかかればかかるほどに
地殻の移動速度は、増し・・・その影響で、波紋は、さらに、大きくはげしくなり、あらゆるものが、飲まれていく。
びえいは、ずっと、不思議に思ってたことがあった。
どうして?何千年前の遺骨が、きれいに現存してあったりするんだろう?普通、骨でも、ちゃんとした加工処理しないと・・・何千年も持たない。現存すること自体が、びえいには、不思議でならなかった。
もしくは?「当時の姿が、くっきり残される」という経緯に至るには、どうすればそうなるんだろう?と、疑問に思ってた。
それが、今、目の前で視えてる映像から 納得できるんだ。
急速な 地球の中心への吸い込みは、至るところで起こってた。
どんな生き物も、一瞬で、地下水を含んだ泥土に足を取られ、あり地獄に吸い込まれるようにして、飲み込まれていった。
通常のあり地獄なら、時間をかけて下へ下へなんだけど
これは、違う。この映像は・・・生きたまま、泥土にはさまれて、急速に、吸い込まれながら、四方八方から、圧力を受けて、一瞬で、泥土が、セメントのように固まって、生きていた姿を、一瞬で泥土の中に押し固めてしまう様子。
まさかな・・・、どんな生物にも、「固体のやわらさ」がある。
急速に押し固めたら、中身が、つぶれてしまうはずだ。
その常識が、この映像の中には、ない。なぜだ?
急速に流れる映像の果て
縮こまった 小さな地球。水に覆われた地球
回転していない。自転をしていない。「あれ」の影響か?
自転が止まった。そして、地表が、白く変わっていく。凍りついた世界に。
しばらくその映像が流れて
地球の中心にある「あれ」に異変が現れる。「あれ」のまわりに、雷みたいな 光る球体のようなエネルギーの反応。
スパークしたかのようなエネルギーの爆発が起こった。
地表への影響は、実況中継すると・・・
内部での爆発は、三度起こる。一度めの爆発で、「あれ」を覆っている球体の欠片が、一斉に崩れる。同時に、一瞬で、「あれ」に向かって吸い込まれていく。
その吸い込まれようとする瞬間に、また、二度目の爆発が、起こる。
「あれ」に向かって吸い込まれていっていた地表が、また、爆発の影響で、飛び散る・・・というか、地表を「伸ばす?」伸ばしながら、地球の大きさが、拡がっていく。
そこへ、三度目の爆発。その後、「あれ」への吸い込みが、「停止」する。
なぜだ?と、びえいは思う。なんで、停止するんだ!と・・・
そして、じょじょに・・・停止していた吸い込みが回復し、回復するとともに、自転が生じ・・・
まるで、土星のまわりを覆う 小惑星のちりみたいになって漂っていた地表が、中心の「あれ」に向かって、集められていく。
同時に、新たな「球体」が、「あれ」のまわりに形成される。
水は、どうして?「あれ」に吸い込まれないんだ? その映像から、不思議に思う「水」という存在。
新たに形成された球体は、大きく広く 水は、その地表のまわりに、落ちる。地下水となり地表に吸収される姿も見えるけど
水だけに覆われた地球の姿は、どこにもない。地表が、大陸となって現れている。
太古の地球の前に地球に存在していた地表 大陸は、探すことはできない。だって・・・一度 塵となって、宇宙空間を漂っていた地表の一部の中に、記憶として刻まれていただろうから。
その記憶をつむぐことは、誰にもできない。塵となって漂っていたから。
なんで、こんな危ない星に、避難してきたんだろう?
びえいは、月をみながら、その映像を視る。
びえいは、過去 現在 未来 という時間に疑問を感じる。
なぜなら?未来を予知できる者がいる。という事実が、なぜ?存在するのか?と思うから。
びえいは、過去 と 未来 は、一つのプログラムの「選択肢」を、ノベル形式で選ばせるゲームだと思えるから。
パラレルワールドとか言うけど、一つのプログラムから、選択肢を幾重にも作っておけば、根は、一つ。一つのプログラムから世界は成り立っているってことになる。
過去 と 未来 は、びえいには、繋がるものとしかみえない。
つまりね。未来は、過去 同じような場面での物語が存在し、選択肢が、過去は、Aを選んだ。ただ、未来は、Aではなかった。Bだった。ということ。
だから、「現在で、未来を予知するとき、過去繰り返されたプログラムが作動する時期が一致した時期での選択肢だけが違う未来が予測される。それが、過去の記憶が潜在的に残っていることによる未来予知」なんだと、びえいは思える。
だから、世界の終わりは、過去の始まり。終わりは、回帰へ繋ぐ。未来は、過去へ戻ること。って思える。
でなきゃ、こんな映像が見えてくることの説明がつかない。