どうなるんだろう? まだまだ勉強不足な私

ファンダメンタルズ分析は、苦手

でも、サルでもわかりそうな説明サイトみながら、勉強

ファンダメンタルズ分析は、簡単に言えば

両手に、別別の国の通貨を持っていた人が、「さて?どちらの通貨を持っていたほうが、得かな?」と考えていた。

そこへ、「左に持ってる通貨の国のほうが、あと半年すれば、爆発的に景気が良くなるってうわさだよ。ひそひそ・・」と、情報が入る。

よし!左に持っている通貨を持っておこう。右に持ってる通貨と交換だ。

って、背景なんだって。

つまり、「景気のいいほうの国の通貨は、いずれ価値が上がっていく」って分析

だからなに?って、感じだった。私

通貨の価値を決めるには、「エサ」がいる。

エサとは、「景気の良し悪しを決める材料」。

そんなに詳しくないから、最近、ようやく頭が混乱しなくなってきた指標だけ、メモっとこう♪

始めに、景気がいいほうの国の通貨は、いずれ価値があがっていくってしくみについて。

たとえば、景気がいい時って、インフレ(物価上昇しやすい状況)になりやすい。

もっと、売ってくれ。もっと買いたい。(需要増大) に対して

お客さん、もうないって!そんなにほしいなら、「この値段でなら、売るよ?」と、値を吊り上げる。(供給不足)

需要に対して、供給が追いつかない。それでも、売り手は、景気がいいのだから、どんどん売りたい。どんどん生産して、どんどん売って、それに伴って、値段を吊り上げて、ぼろ儲け。

そんなこと、中央銀行さんが、許しません。

企業が、「今、景気いいんだから、もっと生産したい。お金貸してくれ。銀行」って、殴りこんでくる。

銀行さんは、「景気いいのなら、金利引き上げます。これだけの利息払ってくれるなら、お金貸すよ。どうする?」

企業は、「景気いいときに、そんな法外利息払えるか!」って、融資を諦める。

銀行さんは、「はいはい。今なら、金利50%付くよ。お金預けたら、グルメプレゼントもするよ。お金預けてちょうだい」と宣伝する。

消費者「おお。銀行にお金預けたほうが、お金増えるぅ。買い物に使うのやーめよ♪」で、貯蓄にまわって、市場にお金が廻らなくなる。

こうするのは、需要増大に対して、供給不足から、「もっと生産をあげるために、融資を頼りに来る企業」の思惑を失速させるため、「供給過剰」になるのを抑えるために、

さらに、需要増大していくことで、物価が過剰に上がっていくのを抑えるために、

その国の中央銀行さんがやる、お金の流れに「ストップ」を掛けるトラップなのです。

こういうのを、政策金利公定歩合)っていうの。

銀行が、金利を引き上げる。 その背景には、「景気が過剰」していると推測できる。

これが、ファンダメンタルズ分析。

景気過剰の反対に、景気減速は、ぜんぜん物が売れない。誰も買わない。お金が廻らないから、物価も上昇しない。

売れないから、「お客さん、割引するよ?これでならどう?」って、少しづつ、−1000円引きで、物を売るようになる。しまいにゃ、「タダだ!持ってけ」って、物価もなんもありゃしない。

その国の中央銀行さんは、「こりゃ、お金を使わせなきゃいけんなぁ」と思うようになる。

消費者が、銀行にお金を預けておいて、「得だなぁ」と思うのは、「金利がいい場合」

金利が付かなければ、預けるのは、最低限だけでいいや。ってなる。

(あんまり、景気が悪いと、どんなに金利を引き下げても、「お金使う気になれんけど」)

金利を引き下げれば?お金を借りやすくなるのは、供給側の企業さん。

だけど、そもそも「物が売れない」のだから、融資したって、「ちゃんとした経済政策」がなされ泣ければ、意味ないんだけどね。

とりあえず、「ストップ」かけといたトラップを、緩める。

企業は、お金借りやすくなり生産ストップ・給料未払いだけは防げる。

銀行に預けるだけの「得」を感じないので、消費者は、お金を使うようになる。(ちょっと、違う気するんだけどね。個人的には・・・)

でも、ファンダメンタルズ分析では、その国の政策金利が、低く設定されたならば、

その国は、今「なにかしらの景気減退が起こってる」と分析できる。

金利が高ければ、「どこまで、景気が続くか?」「景気上々なら、しばらく安定」

金利が低く設定されたなら、「どのぐらいの効果があるか?効果によっては、景気回復の可能性は、あるか?」

という分析まで。

景気が良いと思えば、その国の通貨は、金利も高く持ってて、損はない。と、通貨が買われていく。(正確には、交換されていく。)

買われていくと、その国の通貨は、「価値がある」と判断されて、「需要増大」に拍車が掛からないようにするために、「通貨価値」が引き上げられていくの。

それで、景気のよい国の通貨は、通貨価値があがっていくの。

ただ、景気がよければ、通貨価値があがるというしくみは、これに留まる。

景気に関係なく、「通貨価値」をあげてしまうしくみがある。

たとえば、通貨は、交換すれば、一方の通貨の価値が下がり、一方の通貨の価値があがるってこと。

両替のことね。

いぜん話した ユーロ円 ポンド円 を例にあげると、

ユーロ圏の国 と 日本 とで、売買があった。とします。

ユーロ圏の人が、日本から、電化製品を買ったとします。

代金は、日本円で払います。でも・・・

ユーロは、直接、日本円に交換できない。ドルと、まず交換します。

ユーロをドルに変えるってことは、ユーロを売って ドルを買うってこと。

ユーロは、売られたので価値が下がります。ドルは、買われたので価値が上がります。

手に入れたドルで払って、電化製品を買います。

日本側は、ドルを受け取ります。電化製品を売ります。

日本側は、受け取ったドルを円と交換します。ドルを売って、円を買うということ。

ドルは、売られたので価値が下がります。円は、買われたので価値が上がります。

さて、ユーロと円の交換をするために、ドルを代替に使いました。

流れから、ユーロは、売られたので、価値が下がりっぱなしです。

ドルは?ドルは、一度買われたことで、価値が上がりました。少々高いドルです。

その少々高いドルを売って、円と交換したので、円は、ドル価値が上がった分だけ価値が高くなり、ユーロが売られた分だけ価値が安く、交換できました。

なので、ドル円 × ユーロドル = ユーロ円 ってことになるんだけどね。

これがね。「少々の売買」なら、問題はないんです。

問題は、「過剰な売買」が、一方の国にだけ集中して起こると、「通貨価値が下落」と「通貨価値が上昇」という現象が起こるの。

たとえば、ユーロ圏が、日本から、大量の電化製品の購入(大量輸入)した。それが起こると、ユーロ価値は、下落していきます。

かわりに、円価値は、上昇。円高ね。

こんだけ、ユーロ圏が、買い付けるのは、ユーロの経済が良いからって、推測されるけど、電化製品を買うってメインなら、そうかもしれない。

補足: 大量に輸入ばかりしている国の通貨は、通貨価値が下落する

反対に、大量に輸出(受注)が来ている国(景気がいいってこと)の通貨は、通貨価値が上昇する。

じゃあ、買わなければ?

製品も何も、ただ、「通貨の交換だけした」のなら、景気が好転しているせいじゃない。

ユーロ圏の経済が、これから減速していくと思えば、手持ちの「ユーロ」を持ってて、大丈夫だろうか?破綻したら、どうする?って、思う人が増えてくる。

そうだ!安全な、スイスフランに換えておこう。って人が出てきたら?

とりあえず、借金まみれで震災で国もつぶれかけてるけど、「まあ、とりあえず、一時的な避難場所にしとこう。円買うぞ」で、円が買われたら・・・

相手の国の景気が悪かろうと、「総合的に、世界の国々をみて、「とりあえず、この国の通貨で、一時避難しとこう」で、選ばれたのが、

景気に関係なく「安全な国」の「通貨」としてみられた 日本だった。

景気がよくなくても、通貨が買われる背景。金利も付かないのに、買われる背景。

どこの国に預けるよりも、とりあえず、安全。それが、今の円の価値。

だから、円は買われる。買われるから、価値はあがっていく。だから、円高になる。

日本経済の経済指標は、見られていないと思う。

一時避難場所だから。

これは、ファンダメンタルズ分析では、分析できない。

出来るとすれば、「本当に、日本経済が立ち行かなくなる。」と、決定的な「一打」が示されたとき、

急激な「円安」に転じるんだろうな。

でも、そのときの安全通貨が、どこの国の通貨が、ターゲットにされるのか?わからない。

とりあえずだから。

第一候補は、スイスフラン。第二は、カナダドルかな・・・