演劇ミッションクエスト

他人の意見を抽出して、そこに自分の意見を乗せるってやつは、

つまんないので、しない。

とりあえず、マビノギ久しぶりに再開して思ったこと

「演ずる」ということは、「自己」を「客観的」に捉えるのには、最適な方法だと思う。

誰が(クリエーターのどいつか?)、このクエストを、勝負に叩きだしたのか?わかんないけど

強い「メッセージ性」を感じた。

「てめえら!演じてみやがれ!」と、プレーヤー側に、問題提起しているように感じた。

それが、全体を通しての、感想だった。

「誰もがに、内在している「妬み」「嫉み」「心の中の殺意」「人生の勘定」「探りあい」「没頭する無気の心」「愛の末路」「恋の果て」「疑い」「誤解」まだまだあるけど、書ききれない」

私は、小さい頃から、シェークスピア劇場を、NHKで見てきたから、好きなんだけど

私が「なぜ好きだったか?」というと、「人の恐ろしさ」「人の儚さ」「人の愚かさ」「人の滑稽さ」を、うまく表現しきれてるのが、このおっさん「シェークスピア」の作品の魅力だと思ったから。

このおっさんの残した作品は、素晴らしい。

人ってやつを、主役を取り巻く脇役の心理、心の視線を通して、鋭く描いてるから。

たとえばだけどね。

リアルでもあったんだけど、

シェークスピアの作品では、よく「女に溺れた結果、身を滅ぼした男」が、描かれる。

リア王 も マクベスもそう。

おっさん(リア王)が、 もう一人のおっさん(マクベス)が、

変な嫉妬心から、疑わなければ、もっと冷静でいれば、悲劇を生まなかった物語がほとんど。

ほんの 出来心  ほんの 嫉妬心  ほんの いたずら

が、 取り返しの付かない 悲劇を生む

そんな怖さ。シェークスピアのおっさんは、そんな ささいな でも 取り返しの付かない 気づき を教えてくれる。

生物には、 おす と めす がいる。

人は、 男 と 女 と言う。

この日本でも、嫉妬から、愛した男を殺して、自分も自害したって作品ならある。

あっさり 他に乗り換えられない心理

それさえ出来てれば、こんな結果にはならなかったのに・・・

事が起こって初めて

俺は・・・私は・・・何をしたんだ?

取り返しのしようもない 結末

これを 主役を取り巻く 脇役の心理を描きながら、最悪の結末へと導く作品が多い。このおっさんの作品は

それをね。このクエスト考えたやつは、

プレーヤーを参加させることで、プレーヤー側にも、「脇役」に立ってもらい、

「脇役の心理」を描かせる。

おもしろいこと考えたな・・・と思いはした。

何かを、伝えたい。って心理が、このクエスト作ったやつには、あったんだろうな

おまえの中の、おまえを見出せ。ってメッセージを感じる。

ただ、それだけの話なんだけどね。