一つの「日本グループ」としての戦略
観光業は、「そこに美しい景観」「そこにおいしい食事」「そこに尊敬しうる文化」があって、人が訪れると思います。
そしたら、農業の復興は、漁業の復興は、是が非でも成し遂げないといけないことです。
そこの農業・農地・四季を通じた旬の野菜魚介類は、その国の文化だし、それを食してみたい。その文化の尊さを、身を持って感じたい。
それが、この日本に観光に来られている「顧客」の「観光目的」だと思う。
もしも、このまま、日本企業が、工場の海外移転を考え始めているなら、
日本観光事業の窓口であってほしい。
日本農業の「日本の農家が世界に尊敬される「農法技術」から生み出した作物」を宣伝するのに、自社の製品の売り方を、いままでと同じように売るのではなく、
「安心」「安全」の「日本技術力」は、「製造業」でも「農業」でも「漁業」でも、生かされ、現状を打破しているという強い印象を植え付ける「アクション」のある売り方がされないと
共倒れです。
TPPへ不参加 だとしたら、政府側は、どう出るだろう?
問題は、受身の姿勢だということ。交渉は、フェアでないといけない。
でも、企業側の政府への信頼度がない中、どんどん企業の海外移転が進んでいくだろうね。脅しだとしても・・・
そうなると・・・馬鹿げた話だけど、「第二の鎖国化」なんてものまで視えてしまう。
出るなら、またこの国に戻ってくるときは、それなりの「お金」を払ってもらいますよ。
出ないなら、払わなくてもいいけどね。ってね。
出たら出たらで、失業者が増えるか、海外に、日本人の就職者が「移転」なんてこともありうる。この国で、働けないから。
ただし、戻ってくる場合は、それなりの「お金」を払ってもらいますよ。かもね。
日本の農業を守るなら、日本が産み出した「安全なものを作る技術(農法)」に、海外の目が注目する形で宣伝できるなら、「強み」となると思うんだよね。
日本の農家の方たちは、「世界を代表する「最先端の農法技術者」」という「印」があると思ってるから。
だって、だから、海外から、「日本の農法・農業技術」を学びに来られる方が多いのじゃないですか?
どうして、これを言うかといえば、日本で起こったこの「災害」は、これから、
全世界で起こりうる。という、「負のイメージ」を植えつけてしまいました。
だから、うちらが復興を成し遂げることが、「世界にどんな意味を示すか?」というと
「あの世界的大災害から、復興させた この国の技術力 は、価値がある」
という印象なんです。
だから、単なる復興ではなく、「災害に強い技術力」を持っているという印象を植え付ける。ことと、「企業と農業家・漁業の連携が取れた売り方」という日本の「絆」の強さを示した「日本は、こんなとき、こんなことが出来る」という印象を植え付ける。ことと、
それが出来たなら、なおさら、「この国を見聞することには、価値がある」という新たな「顧客」が、この国を訪れる。
それが、観光を助ける。
私に視えてるのは、それなんです。