ものすごく考えた。風評被害とTPPへの参加
はっきりいって、TPPへの参加は、震災前なら、NGだったの。
だけど、震災後、原発事故の影響(レベル7)から、風評被害が出てきた。
簡単には、この風評騒動は、消えないでしょ?
そこに、昨日の騒動(20年帰れない)
せめて、いま、企業は、なんとかして踏ん張ろうとしてるんだから、足を引っ張らないで下さい。政府はね。
いまからする話は、政府批判は、やるだけ時間が惜しいので、復興計画を練る話をします。
雇用の確保は、遅かったけど、被災者へ給料を払う形で、被災地の瓦礫撤去活動に参加してもらうというのは、あり。
漁港の復興は、港へ船が付けれて、水揚げされた「魚介類」を、即「冷凍庫」にしまえる環境がないといけないから・・・
仮定して、海中からの瓦礫撤去をしてもらいながら、瓦礫がある地点から、ない地点の海面まで、港から橋を作ることで(日本の橋造り技術力があるなら?できるんじゃないの?)船を付けれる場所を確保。
ただし、そこは、水揚げできる場所に特定する。
理由は、その橋は、いずれ、瓦礫が撤去されたら、片付ける必要があるから。(そこも、日本の橋造り技術力があるなら?できるんじゃないの?)
海中の調査は、もうまとまってきてると思ってるから、早めの次の一手ほしいな。
それから、農地に関して、書けなかったけど、
どんなに想像しても、「そこに政府」が「うん」って言ってくれなきゃ進まないから
塩害の対策には、とにかく、「お金」が必要。政府が、出さなきゃ無理。
真水で、地を浸す。浸して塩分濃度が高くなった水の排水に、問題が生じてるらしいけど、早急な復興を望むなら、やるしかないでしょ・・・
ではなく、周辺地域への排水での影響を深刻視するなら、時間をかけて、
掘り返し、土の入れ替えをしなきゃいけないって選択をすることになる。
その費用も、政府が、出さなきゃ無理。
政府は、農業者への「農地復旧ができない期間」の間、支援金を出す方向みたいだけど、私は、それじゃあ解決にならない気がする。
私の中のビジョンは、「瓦礫の撤去」「土の掘り返し、入れ替え、真水による中和」は、それは、それであって、
農業をすることは、「農地(土)」を確保しなきゃ、始まらないっていうのが、納得がいかない。
土地使用に関する法律や所有権の問題があるんだろうけど、
不耕作放棄地があるよね。あれは、どうするんだろう?
農地開墾しなきゃいけないっていうなら、雑草一掃してくれるし、肥料を自然に撒いてくれる「牛」も連れていったらいいのに・・・
どうしても、先祖伝来の土地を離れるわけにいかないというなら、
瓦礫撤去は、政府に任せておいて
「作付けするだけの面積」と「場所」を確保し、そこの土だけを「作物が根を張れるぐらいの深さ」まで、掘り返して、その下にある「塩分濃度の高い土」が混ざらないように、「上の土に塩分が染み出ないように」
でっかい 頑丈な 塩分に溶けない ビニールシート(あればだけど・・・)
敷いて、その上に、作付けするしかないんじゃないかなあ・・・
これも、お金かかると思うから、政府が出さなきゃ無理。
「撤去」「掘り返し真水処理」には、時間もかかる。
その間、農業できない・・・
だから、「撤去作業」「掘り返し真水処理」をやってもらってる傍らで、邪魔にならないで、「農地を移動できる」農法っていったら、
やっぱり、うるさいようだけど、「水耕農法」しかないという答えしか出てこない。
そして、前なら、反対だった「TPPへの参加」だけど、今回の原発事故を受けて、風評被害。
前だったら、NG。参加するには、準備不足だ。と、異論を唱えるとこだけど、
この風評被害との長期間に及ぶ戦いが強いられることは、目に視えてる。
だったら、「参加」することで、「各国との連携」を取り易い形に持って生かしたほうがよいと思う。
ただし、「ちゃんと農業者の準備が整のう」時点を決めて参加しないと、被災を受けていない地域の産業にまで、影響が及ぶ。
今回の「TPPへの参加」は、「国にとって不利」ではなく、「風評被害と戦うことを強いられる前提で、各国との絆を取る(連携)」これが、重要になってくると思うから。