土を使わない農法は、東北から発信されてる
付けたし
塩害による汚染は、2〜3年をようします。掘り返しは、到底無理。「塩抜き」には、真水の垂れ流しが必要。大量の雨が一時的に降るわけでもない。雪が降り積もる地域だと、塩濃度の高いところと真水に近いところに分離し凍結します。しだいに、下へ下へ塩濃度が蓄積していきます。容易じゃないはずです。
私は、土が再生するまでの間、「土を顧みない農業」を興すしかないと思っています。「水耕農法」です。
生産者の方たちが、「土地」を捨てれば、そこは、「放棄耕作地」となる・・・
燃油不足 水耕栽培に打撃/三沢
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110316131009.asp
ここの記事のように、「水耕農法」には、問題点もあるので、難しいと思います。ですが、それでも、私は、こう思う。
土の入れ替えに、ようする時間とお金、そして、若者が不足している現状では、どう考えても、「諦めて土地から離れる人が増えてくる」ことが、予想される。
「絶える」ことが、一番怖い。
その「土地」に「人が集まっている理由」を考えます。
その「土地」には、昔から「自然の恵み」があり、「自然からの恩恵」があり、「人は、それを愛し、そこに根付いた」
「人が集まって街になる土地」とは、「大地から海からの恵み」を得られ、そこで生きていこうと決心させる「人をその土地に留まらせる理由」があると思うからです。
だからこそ、「大地からも海からも「恵み」が絶える」ことは、恐ろしい。
検索しまくってた。
土を使わない農法っていうのは、水に直接「苗」を植えつける農法もあれば、土の替わりを使って「種」を植え付ける農法もある。
もともとは、砂漠の緑化目的に編み出された農法。私は、それは、初めて知る。
オムツに使われるポリマーを利用した「水耕栽培」なら知ってたけどね。
それを知ってたから、思い出せたんだけど。
土を使わない農法には、色々種類がある。
調べてて、わかった栽培方法。
・ハイドロカルチャー(水耕栽培)
・固形培地耕(こけいばいちこう)養液栽培の一手法
・養液栽培(ようえきさいばい)
・薄膜水耕(はくまくすいこう)
ナチュラル水耕企画 http://www.nokei.co.jp/jigyoubu/syusi.html
水耕方式による水稲育苗装置 http://www.tohoku.affrc.go.jp/seika/jyouhou/H05/tnaes93056.html
養液栽培研究会 http://www.w-works.jp/youeki/series/01.html
ここらあたりが、詳しく説明してるので、参考にどうぞ。
調べてて知ったことなんだけど、
稲作を 水耕栽培でやろうとしてた動きがあった。
土を使わず、植え付け面積を必要とする「稲作」が、この栽培方法に適しているのか?
それを研究していたのが、東北農業試験場だった。
ハイテク農法と言われていたこの農法を研究して、装置まで作っていたってことは、いまこそ、それを生かすときじゃないの?
あとは、予算・・・
あとは、やるか?やらないか?
それとも、10年待つか?だけ。
寒冷地なので、水を巡回させる管が凍ったり、水を張った面が凍ったりして、根の組織が壊される心配があるけど、そこらへんは、さすがに、専門家ではないので、わかんない。