たぶん、私と同じ気持ちの人 竹内栖鳳の班猫 説明がおかしい ちゃんと理解してない人のコメント

引用から

「やわらかそうな斑毛の猫が、何かの気配に動作を止め、ふと振り返って上方を見た瞬間を捉えています。」

このコメントは、次に紹介する作品に対してつけられた説明

気に入らない。私は

http://www.yamatane-museum.or.jp/collection/04.htm

竹内栖鳳 「班猫 まだらねこ」

この絵は、私が、この画家に巡り会って、初めて

「出会った」と思った 思わせてくれた「出会い」の証(しるし)です。

たまにね。「まる」を懐かしむためというか、思い出して、

この子に会いにサイトを巡ります。

「また、いた^^まだ、ノミ取りしてるw」と突っ込み入れたくなる作品

この作品に対して、どこかのサイトで、説明がされていた。

何かの気配に動作を止め、ふと振り返って上方を見た瞬間を捉えています。

わかってない。この説明を入れた人は、わかってない。

これは、たまたま、この猫ちゃんが、背中を這い回る「ノミ」、寄生虫かな・・・かゆいんだよ。すごくね。それを、野良猫は、たまーに、かきむしるぐらいの勢いで、掻く。

その後 出血するんで、臭うし、痛いし、猫は、臭いが、身体に付いたままなのは、嫌いなので

なめる。なめて、痛みを和らげる。臭いを消す。

そのとき、かゆみも伴うから、前足が、「ピン!」と反れて、まっすぐになって

その様子を傍目からみてると、「また、痒いんかいwおまえはwいつまでやっとんのじゃw」と、観てるのが楽しくて

あんまり痒いんなら、ノミ取り塗るよ?かしてみ?って、近づくと、

「シャーーーー!(あっちいけ!さわんな!)」と、ピン!と張って反らしていた「前足」で、引掻く。

痛いんだけど、それも楽しくて・・・・・

たぶん、作者は、何度もその光景をみてて、ほっとけなかっただろう。

だから、「掻いてやるよ?どこだ?」って近づいただろうし

「シャーーーー!(あっちいけ!さわんな!)」って、引っかかれただろうし・・・

だから、印象に残ってるんだよ。

一番描きたくなる構図になったのは、そういう理由からだろうとおもう。

だって、このこが、「あっち」から、伝えてるんだもん。

「かゆい・・・くさい・・・ぺろぺろ。舐めよう」と、いつものごとく、臭い消し、ノミ取りしてたら

また、あのおっさんが、来た・・・ 何してんだ?こいつ

おっさんは、スケッチしてた。この子には、わからない人間の行動。

「おまえ、また掻いてんのか?」と、話しかけるおっさん。

「なんだ?何見てんだ?」この子は、おっさんをじっと見つめる。

おっさんは、その目に、「心が泊まる」

「来てみろ。」と挑戦的。

「おまえ、また、手出したら、引掻くつもりだろ?^^」

にこにこしながら、しばらくこの子と対峙する。

このひと時を、残したい。残したくて、こうして描く。

これが、真実。

一番上の説明が、正しい説明だと思わない。

私の中の真実は、これだ。