母は、ピンク大好き

デイサービスに行くとき

まわりの注目を浴びる母

全身 ピンク系統で包まれてるからだろうな。(わかってるよ。

ピンクの水玉模様のちっこいりぼんのついたパジャマ

淡いピンク色のルームシューズ

もこもこ靴下は、白

ぽんぽんの付いた真っ白いもこもこポンチョ

もこもこ手袋

まだ完成されていない。

はためには、「母親に、あんなものを・・・」

「世間体ってものを知らないのか」

「非常識な娘。ばかだな」と聞こえてるって

私は、「色」が持つ「パワー」を信じてる。

女の子が、一番「ハッピーになれる色」「元気になれる色」

「おんなの子の気持ち」になれる「色」

ピンクに包まれて、「母」が幸せになれるように

ぼけてても、母は、母だった

「デイサービス」から戻ってくるとき、いつも、「ぽぉ」としてる。

理由はわかってる^^

そこそこ若いそこそこましな顔の所長さんが、送り迎えしてくれるから。

男性にだっこされながら、ベッドまで運ばれる「母」の表情は

「幼女」だった

これでいいんだ。「色」の持つ「パワー」は、「母」を

「年寄り」から「幼女」に変える。

デイでの誕生会のときの「写真」に、利用者のみなさんの表情が映る。

母の表情は、最初の頃は、「無表情」だった。

それが、最近は、「若々しい」「明るい笑顔」になった。

ここで、だれかさんなら、こう言うだろうな。

「色」の「パワー」じゃねぇだろ ただ単に、行って回数重ねるうちに、そうなっただけ。普通そうだろw

予想できるんだなーー;これが

そこへ、「あなたは、まだそこに至っていないのよ^^」と応戦

「ピンク」の「パワー」なめんなよ^^v