落ち着いたら、またあふれてくる。困ったな・・
今、脳裏にあるのは、お隣の国で、「戦争」が囁かれていること。
それと、TPPへの参加の是非。私は、今がチャンスと言った「和民」の社長さんの言うのも、もっともだと思った。
だけど、政府が、あまりにも戦略性がない。浸け入られているようにみえる。
目の前に、「今しか条件がいい時はないよ。どうする?」と、にんじんぶらさげられて、それに誘われて食いついてくるのを待ってるとね。
手の内をみせるはずがない。
私には、この参加は、危険だというサインが出ている。
私は、どうみても、「質」も「量」も、日本を上回りつつある他国に、「日本ブランド力」で、どこまで勝負できるだろう?いつまで、そんな恩恵に預かれるだろう?と思う。
準備ができている者とそうでない者とに、いずれ淘汰される。
淘汰されるとすれば、後継者が不足している個人農家が、まずやられる。
その結果・・・不耕作地が生まれる。増えていけば、土地は痩せる。
不耕作地ができるのは、危険。
自然の大地は、森の木々の落ち葉が降り積もり、雨水が、それを通って、地下に蓄えられ、そこに微生物が繁殖し、常に、有機質を含んだ土を生産し続けることで、元気な大地を守ってる。
農地を作ることは、人工的に、有機質の大地を、人間の手で、計画的に作り出すことです。
一度、人間が手を加えた大地は、自然の営みで作り上げてきた肥沃な土を、いとなみを崩す。バランスが壊れてしまったら、それを常に保つために、人間の手を加えなければ、どうすることもできない。
だから、砂漠化するんです。
チャンスを逃したくない。だけど、あきらかに不利な条件に見えてならない。
寝る前に、このことが、頭から離れないでいることを、ここに書き記す。