医師不足。地域医療。後継者を育てる。内視鏡手術にゲームテクニック

私の知り合いで、医療関係に従事している方から興味深い言葉をいただきました。

「若い研修医のほとんどは、内視鏡手術のシュミレーションをやらせると、そこらの医者より、うまい」

内視鏡手術に使用する機械が、ゲームコントローラーと似た操作なので、すぐ手に馴染む」

この言葉をもらったとき、ゲームは、単なる息抜きじゃない。ちゃんと世の中に役に立っているんだって、実感した。

未来の「医師になれるかもしれない?若者」の発掘と「自己発見の場」を提供できたら。そう考えるようになった。

若きクリエーターの発掘のため、若い人たちにもっと夢を追いかけてほしいから、一般ユーザーに、画像の投稿や発想の交換場所を開放しているサイトは、多くみられるようになった。とても、良い「社会貢献」になっていると思う。

だけど、場所を提供するだけが「社会貢献」ではないと思う。

ゲームには、ゲームにしかできない「社会貢献」の役割がある。

「学ぶ」ことで「出会う」

「振り返る」ことで「出会う」

「発見」することで「出会う」

ここに共通することは、「気づく」ことです。

自分の中の可能性を「発見」し、良くも悪くも自分を「振り返り」、己を知ること、そして、己を知ったからこそ、「自分に出来ること」「自分にも出来ること」「自分なら出来ること」に気づいてほしい。

その「気づかせる」ための「お膳たて」をすることが、ゲームの「社会貢献」のあり方だと思っています。

「遊び」は、何も考えず「ただ遊ぶ」気軽さがある。だけど、一旦始めると、遊ぶための「ルール」を覚え、「遊び方」のコツも学び、協力して「攻略する」という「連携を取るための人とのコミュニケーション能力を育てる」。

「遊び」には、最初の取っ掛かりが「気軽」であるので、誰もが入り込みやすい。

一旦始めると、いろんなことを、そこから「学ばなければ」楽しめない。

「学んだこと」は、「己」を知ることに繋がります。力量や物事に対する解決方法・道筋をね。