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当店は、全てセルフサービスでご提供させていただいております。

当店は、全てのお客様に、自由に思いつくままに、大いに遊んでいただきたいので、全てのサービスを、お客様ご自身が選択できるように、セルフサービスという形でご提供させていただいております。

と、聞こえてきてしまう。ネットゲームの「向こう側」から。

10年前、ROをβ1時代から初めて、感じていること。

その頃は、友達になった人たちとは、友達チャットでお互い連絡を取り合うだけで、相手の所在・相手のログイン状態を確かめる術が、友達登録した窓でしかできなかった。

しばらくして、「新しい友達関係を築こう!」という開発・運営側からの提案で、「ギルドシステム」が導入された。

遊びたい友達と、常に連絡が取れあえるギルドチャット。ログイン状態をすぐ確認できるギルドリスト。とても便利でした。

その後、発展していって定員50人までギルドへの加入可能となり、友達を次々にギルドに勧誘。

そこで問題が発生。友達をどんどん勧誘していったところ、ギルド内トラブルが発生し始めた。

宝物の取り合い。ギルド内恋愛トラブル。気の合わない人同士のいがみ合い。

面倒の押し付けあい。責任の押し付けあい。アイテム貸与による盗難詐欺。グループ化による勝手行動と各々の勝手な取り決め。

他ギルドからの勧誘とギルド乗っ取り(メンバー全員をごっそりかっさらうこと)

ギルド崩壊をねらった晒し板。運営の下手さに嫌気がさしたメンバーのギルド乗っ取り。ハアハアハア・・・・

たぶん、誰もが、「こんなはずじゃなかった。。」と、思ったことだろう。

もう10年経ちましたが、あの頃からこの手のゲームをプレーしてきた人の大半は、気がついていると思います。

この「ギルドシステム」が、導入された意味をです。

当初は、ユーザーからの要望があり、これからのユーザーの増員に伴い、それを見越して、このシステムの導入が検討されたのだと思います。

だけど、このシステムが導入されて一年経った頃、ふと気がついたのです。わたしは・・

ボランティアだよね?これって。

人の相談に乗ったり、人の世話焼いたり、責任とったり、面倒みたり、なんで?遊びに来たゲームで、こんなしんどい事してるんだーー;?私・・・ってね。

あれ???ゲーム遊びに来たはずなのに、なんかおかしくね?この働かされてる感覚は、ドッと疲れる感覚はなんだろうーー;?

なんか疲れるんだよな・・・変だなあ・・

マスターって、なんでこんな疲れるんだーー;

そう思いながら、今まで言葉が見つからなかったけど、今なら付けられそう。

ギルドを運営する彼ら(マスター・サブマスター)とは、「ボランティアで、ゲームの運営してくれてる人たち」です。

「運営会社に代わって、無報酬で、ゲームを愛するという心からの奉仕で、ゲームガイドとゲーム指導、ゲームの宣伝、人生相談、恋愛相談、トラブル請負という「お仕事」を引き受けている人たち」です。

彼らは、ゲームを愛するという気持ちから、ただただ奉仕の気持ちだけで、影でゲームを盛り立ててくれた人たちです。

リアルなら、他人からの相談事は、30分1000円ぐらいの相談料はいただきます。

トラブル請負も、弁護士立てたりしたら、弁護士に払うお金が必要ですから、やはり「請負金」が発生します。

どんな趣味習い事(ゲーム指導ガイド)も、レッスン料が発生します。

だから、お金とるよ?って、話ではありません^^

これは、私の想像ですが、私が、運営側の立場だったらと思ったときに思いついた考えです。

ゲーム人口が増えていけば、必ずトラブルが発生し始める。人と人が出会えば、必ず。

人と人が「一つの集まり」内で行動できるようにすれば、どうだろう?トラブルが起こっても、その「集まり」内で、回避しようと心理が働かないだろうか?

トラブルが発生しても、それを解消しようと心理が働く「守るべき場」を作れば、人は、その「場」を守ろうとする心理が働く。

人の心が動けば、運営側が口を挟まなくても、「集まり」の中の人間関係で、解決していってくれる。

解決すれば、人は去らず、その「場」がある限り、人は、留まろうと心理が働く。

人が去らなければ、損害は発生しない。

「場」を作ることで、その中の人間関係で、解決しようと動いてくれる。だから、運営側が、現場にスタッフを置く必要がなくなるので、人件費がかからない。

運営側に、万が一、トラブルの発生と対処の依頼があったとしても、こう答えればいい。

「当店は、全てのお客様に、自由に思いつくままに、大いに遊んでいただきたいので、全てのサービスを、お客様ご自身が選択できるように、セルフサービスという形でご提供させていただいております。」と、言い切ればいい。

(これは、あくまで想像です。)

私は、ネットゲームを探すとき、リアルの「旅館」に例えて、「これから、どの旅館に泊まろうかな?」と思いながら探します。

例えれば、

製作側とその作品は、「旅館」ないし「リゾート」です。

運営側は、「旅館経営者」ないし「女将、支配人、仲居、板前(旅館を支えるスタッフ)」です。

そして、その「旅館(ゲーム)」を「旅館経営側」のサイトを通じて、雰囲気や料金、サービスの行き届き方、お土産(グッズ)などをチェックした上で、泊まろうか?どうしようか?考えているのが、私。「旅館を訪れようとしている旅人」です。

プレーヤーは、皆、「旅人」です。「一夜の夢か、安らぎを、癒しを求めて訪れた旅人」です。

あと忘れてならないのは、彼ら。

ギルドを最低でも1年2年続けていられるところ。人の出るのが少なく受け入れる体制がしっかりしているところ。固定のメンバーでキープしているところ。多くのプレーヤーに人気がある。注目を集めている。話題に上る。

この条件を満たしているギルド。

このギルドは、「強力なリピーター」の集まりです。

この「強力なリピーター」が持っている力とは、「彼らの口コミから、新たにお客様を呼び寄せていただける」という力です。

というか、運営側が、彼らにお願いして、その力を発揮していただく。

要するに、「アクセスランキング1位のブログ(ブロガー)を通じて宣伝してもらえば、その商品は、当たる。」ってことです。

運営側の思惑がどうであれ、「ギルドシステム」を導入したことで、「人の目がどこに集中しやすいのか?」わかりやすくもなりました。

「ギルド」を運営している彼ら全てが、その「強力なリピーター」となって発信していただけるか?わかりません。

人には、「得手不得手」というのがありますから。

だけど、彼らは、いままで、「無報酬で、奉仕で、ここまでゲームを支えてきてくれた影のスタッフ」です。

10年経ちました。

彼らに、これからも奉仕で運営を助けてくれるお願いをするのですから、この「リピーター」を大事にする気持ちを運営側も、答えていただきたい。

これは、もう実行されている会社もあるかもしれません。

「もうしてるよ。」って、突っ込みが入るかもしれません。

だけど、伝えたい。影でがんばっている人たちの苦労を、ちゃんと伝えたい。だから、書きます。

私は、こう信じています。

ネットゲームとは、特に、多くのユーザーが出会い絆を作る場を提供できるゲームとは、製作側とプレーヤー側との対話があって、共に作り上げていく育て上げていく互いの「子供」のような存在だと思っています。

運営側は、その双方の対話を助ける役目があります。

「旅館」を訪れた「旅人」が、「またここ来たいね。」ってこぼすのを聞きたくないですか?