重なった絵

我が子を食らうサトゥルヌス
フランシスコ・デ・ゴヤ
我が子を食らうサトゥルヌス
ピーテル・パウルルーベンス
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今日、ある言葉と重なった絵に出会いました。 「ネットとリアルは、わけてあるので・・・」 この言葉は、10年前も今も変わらず返って来る言葉です。 なぜ?この二つの絵と重なったのか? ゴヤ作の絵は、父親が、涙を浮かべながら、泣く泣く息子を食い殺している絵だそうです。 この絵から聞こえてきた声 「俺を止めてくれ。誰か、俺にこんなことをさせないでくれ。助けてくれ」 叫びでした。 ルーベンス作の絵は、父親に「助けて。命をとらないで」と息子が泣き叫んでいる絵だそうです。 この絵から聞こえてきた声 「俺は、こうすることを選んだ。これでいい。」 父親が気持ちを断ち切る、決断する意志でした。 どちらにも、当てはまる第三者の目、声。 「見て見ぬ振りをしよう」 これが、聞こえてきた言葉。 また、私の中の二人から課題が出されたみたいです。