あなたを愛してはいませんでした。でも、大切でした。
今ね。これを書こうと思ったのは、やっと、気がついたからなのです。
あなたが、なぜ?あんなに、はしゃいでいたのか・・・わかりました。
なぜ?あなたが、あんなにはしゃいでいたのか?それを、私の前でみせていたのか?
あなたは、一番好きだった、戻ってほしかった、思い出してほしかった「私」をみせたのですね。自分自身がそうなってみせることで・・・
そして、私は、もう一つ気がつきました。
あなたが好きになってくれた「私」は、あなたが望んでいた「あなた自身」だったのだということを・・・
私から見えたあなたは、何かを諦めているようにみえました。
それが、時折、すごくはしゃいで、寝ろといっても、起きてはしゃいでいましたね。それは、いつも、その場の乗りで、時間に縛られることなく、思いのまま突っ走っている私のときでした。
貴方に、「貴方は、なぜ?諦めてしまったの?」と聞かなくても、なんとなくわかります。
あなたが、あるとき、いつものトラブルが発生して、はき捨てるように吐いた言葉
「またか・・」
あなたは、そう言って、その場を去りました。私も、一緒に去りましたね。
あのときのあなたの言葉が、ずっと頭に残っていました。
貴方は、自分で作り上げたかったのではないですか?
貴方が、私をみて、はしゃいだように、あの雰囲気を作り上げたかった。
あんな風に過ごしたかった。過ごしたい。作りたい。そういう気持ちが、根っこに残ってた。だから、重なった。・・・
作ってください。貴方の望んだ姿を実現してください。私に、思い出させようとしてくれた「あの姿」をみせてはしゃいでいた貴方なら、作れます。
こういうのは、あなたがそうしたいと思っていると思うからです。
冒頭にこんな言葉を書いたら、反則なんだけど、今なら、お互い受け止めきれると思ったので、書こうと思います。
私は、貴方を優先できません。
私には、私にしか守れない者がいます。最初から、彼女を守ることしか頭にありませんでした。貴方を選ぶことはできなかった。
彼女のことは、因縁の相手なので、複雑な気持ちでした。
私は、彼女を愛せませんでした。だから、すごく悩んでいました。
でも、彼女に訪れた真坂の出来事から、目をそらすことは、できません。かないません。私しか、彼女を守れる者がいないから。
私が、一番に愛す相手は、彼女なのです。
あなたは、大切な人でした。
あなたが傍に居てくれたから、私は救われました。励まされました。
貴方の存在は、私にとって「ゆりかご」でした。
私は、痛い存在でしたね。
とても、うるさい相手だったと思います。
結局、うまく伝えれなかったけど、「負けないで」下さい。
そういったら、「お前に言われるまでもないよ」って、反感かっちゃうかもしれませんが、「いつまでも、苦しいときばかりではありません。いつかは、晴れる時が来る」って思います。わかってるよ。って言いそうだけど。
あまり、はげましになっていませんが、ずっと心配だったのは、一人で抱えこんだまま、自分でなんとか出来る。昇華できる。と、意地を張ったり、弱みをみせたがらないとこが、いつか、糸が切れるのではないか?と、不安でした。
私も経験が会ったからです。
めぐってこないときは、休憩しなさいと、神様が言ってるんだよ。だから、そのときが来た時、いつでもスタンバイできるように、力をつけときなさい。って、これは、私が恩人から言われたアドバイスの言葉です。
これから先、あなたには、また新たな出会いがめぐってきて、そして、言葉や体験に出会って、感動したり傷ついたり、いろんなことが訪れてくるんでしょうね。その全てが、貴方の身になります。あなたは、とても口数が少なく寡黙なようにみせてましたが、今は、そうでもないかな?あれが、あなたの本来の姿なんですよ^^私に気付かせようとしてくれたあの姿がね。
笑顔でいてください。いつも幸せばかり訪れませんが、いつも苦しい時ばかりじゃありません。あなたが、私に教えようとしてくれたように、元気なあなたでいてください。
あなたに出会えて幸せでした。