はーたんへ。
ごめんなさい。
最初に、こう言うべきなんだろうな。
もう二年になるよね。
なんで、あなたにあんなことを言ってしまったんだろう・・って後悔してます。大切な友だったのに・・
あのとき、あなたは、私が何か事情を抱えていることに気がついていました。正直、どきっとしたよ。
ゲーム内での悩みとか戦闘面の指南とか、してくれて、すごく感謝してます。いっつもやさしかったはーたんのこと、大好きでした。
なのに、ごめんね。
私は、ゲームにむきになっていました。そのことに、「おまえ、馬鹿か。たかがゲームだろ」と気づかせてくれた友がいなかったら、今の私は、帰ってこなかったとおもう。
はーたんが、気がついていた私の事情ってやつ。
もちろん、リアルのことだけど。
あのときは、まだ原因がわからず、得体の知れない何かに毎日おびえているような精神状態でした。
それが、今から二年前だけど、ようやく判明しました。
私は、病気にかかってたの。
腰部脊柱管狭窄症。という診断が下されました。
医者からは、「過度の労働は、厳禁です。無理をすれば、一生歩けなくなること覚悟していてください。」と。
それを告知されたとき、自分の存在の意味があるのか、ただ息をして生きれって言うのか・・と、自分を責めた。
母がいなかったら、母がたいへんな状態でなかったら、きっと、死んでたとおもう。
二年たったけど、背後から、「もう十分生きた。楽になってもいいだろ」と声が聞こえてくる。
いつか、心が砕けやしないかと思う。
今、私は、戦っています。こんな私でも、何かを成せないだろうかって・・・
一番大切な友へ。本当に、ごめんね。