ギルドの崩壊(RO編

以前の記事の続きといきたいのだけど、ちょっと私が以前ROを引退した理由について触れたいとおもう。私がROを引退したのは、ある男性がROを引退したからでした。

その人は、男として惚れてたとか、そういうんじゃないけど、一緒にプレーさせてもらって、こんな男気のあるオヤジ臭い男いるんだなあって、感心しちゃったのかな?

彼は、私が所属していたギルドAのマスターだったのだけど、そのギルドAはGVGギルドでした。

私は、GVGの戦力として使ってもらおうと思って入りました。あともう一つの理由は、私が大好きだったギルドCの敵ギルドだから、入ってみた。

彼のギルドAに入る前にあった事件なのだけど、大好きだったギルドCを抜けなければならない事件がありました。

当時、私には恋人?がいました。恋人は、彼のギルドの幹部的な位置にいた人でした。

恋人がそんな立場だとは知らない私は、お互い敵対するGVGギルドで戦いあう羽目になろうとは思ってもみなかった。恋人B君は、私が慕っていた人の友達で、共通の友達を通して出会い、一緒にプレーするようになったんだっけな。

毎日一緒にプレーして、楽しかった^^私が、ギルドCに誘われる前まではね。

B君の立場なんて知らない私は、憧れのギルドからの誘いに有頂天になってました。B君に相談したけど、あまりいい気分じゃなさそうでした。←無理もないかw

B君には悪いとおもったけど、どうしても入りたいギルドだったので、私は入りました。

最初は、楽しかった。GVGを知らなかったから。そのときはね。

でも、ギルドCに、私とB君の関係が知られ、私は、スパイ視されるようになったのね。

「B君に、余計な情報はながすな」とか、「ギルドAにいかないの?」とか言われるようになったんだけど、大好きだったから、我慢してたし、なんとか疑いを晴らせないかなあって考えて頑張ってました。まあ、疑おうが発言を制限しようが、私の性格なので、遠慮なくズケズケ言ってました^^

そんなとき、B君に相談してたのだけど、彼は、「GVGギルドなんてそんなとこだから、やめろ」と、ギルドCを脱退するよう説得してきました。でも、私は、しゃくに障るので、「疑われた状態で、脱退するのは嫌」といって、断りました。

彼は、なるべくギルドCからの疑いがかからないようにと、毎日私が所属するギルドの溜まり場まで来てくれて、「彼女を借りますね」とまで言ってくれてました。なのに、そこまでしてくれたのに、ギルドCのギルメンからの疑いが晴れることはなかった。毎日が、辛かったです。まじで・・・

ギルマスがいるようでいないようなギルドCだったので、誰かに相談するってことも難しく、だんだんROをすることが辛くなり、引退しようか考えるようになってました。

そんなとき、嫌なことがおこりました。

GVG戦では、事前に「敵側の次に狙う砦と同盟ギルド」を調査することが当たり前で、その情報が敵側に流れないように、「友達であっても、GVGギルドではないギルドの友達であっても、口外はしてはならない」という掟がありました。

まあ、当たり前なんだけどね。

ある日曜のGVG戦のとき、私が所属するギルドCが狙っていた「砦」が、B君が所属するギルドAと同盟ギルドに知られていたのか?あきらかに、先手を取られる形で、奪われてしまいました。こちらの戦力と戦術も知られていたようで、ことごとく裏を突かれ、大敗に終わりました。

このことで、真っ先に疑われたのは、私。

B君に、情報をもらしたんじゃないのか?ってね。

私は、うんなこと、誰がばらすか?と、腹が立ってたけど、いまB君とあえば、より疑われるので、彼に相談して、しばらくお互い会わないほうがいいかな?と話し合い、落ち着くまで会わないことにしました。

のちのち、同盟ギルドのメンバーの一人が、スパイだったことがばれて、私への疑いは晴れました。

でも、この一件で、もう居られないなあ。こんなとこ。と痛感して、ギルドを脱退。

ここまで信用がないとこいたって、楽しくないですからね。

抜けてからは、しばらくネット休んでました。

一ヵ月たったころ、ROに繋ぎ、久しぶりにB君に逢いました。お互い、あの一件で疲れ果ててしまい、前みたいに一緒に楽しく遊ぶことができなくなってしまってた。二人で、「さすがに、疲れたね。お互い・・」なんて言ったっけw

もうGVGギルドなんて、こりごりだあああ。と思ってたんだけど、半年たったころかな?B君からの誘いで、ギルドAに入ることになりました。

↑おいおい・・それってまずくないか?とは思ったんだけど、ギルドCは、抜けちゃったし、どうせ最初から疑ってかかられてたのだし、どうみられようとかまわないわ〜〜!!なんて調子で入っちゃった。

それだけが理由じゃないけどね^^

私が憧れてはいってたギルドCを、こてんぱんにやっつけてくれるギルドAってとこに、関心があったから、このギルドの主ってやつが、どんなやつか?見てみたくなったの。

彼、ギルドAの主(ギルマス)は、変な人でした。

ああ・・・こんなおやじに、うちのギルド(ギルドC)は、負けたのか・・・くそ!と思うほど、普通の人で、どこにカリスマ性があるんだろう?こんな人に・・・そんな人でした。

最初は、そうみてた。。。

最初の印象が変わったのは、一ヶ月ぐらいしてからかな?

彼(ギルマス)がROをしばらく休むことになって、彼の指揮官代理を幹部の一人に任せたことがありました。彼がいない間、よく踏ん張ってたけど、「彼」がいるのといないのとでは、メンバーの士気にあきらかに違いがありました。

メンバー間から、やる気が失われていってたの。

あの人がいるから、おもしろいゲームができる。←彼の存在って、そうだったの。

一ヵ月後、彼がROを復帰してきました。それまで「やる気ねえーー。つまんねーー」という雰囲気だったギルド内だったのだけど、彼が戻り、また士気は元に戻ってきました。

実をいうと、私もメンバーと同じ気持ちでした。

なぜか、彼がいないと、つまらない。彼がいると、おもしろい攻め方できたし、勝てる自信がありました。

彼がいないってだけで、「だいじょうぶかな?」という不安が起こり、それはメンバーも一緒で、「ああ。これか」って、気がついたんだけどね。

まあ、ちょっと私がROを引退する原因から、かなり反れてきちゃったけど、本題に戻るか・・・

ギルドCを抜けて、ギルドAに入隊した後、私が、ギルドAに入隊したことが、元ギルメンに伝わったみたいで、「やっぱり、あいつギルドAのスパイだったのか」といってることが、私の方に伝わってきた。

もう抜けてから半年は経ってるのに、そんなこと言われてるかとおもうと、うんざり・・・

あんなに憧れて入ったギルドだったけど、大したことなかったなあ・・・と、喪失感。

ギルドCのメンバーとは、ゲーム内ですれ違っても、こちらが挨拶しても無視。ああ・・・ばっかばかしい。ゲーム内の攻防戦のことで、「掟だ」「スパイだ!」などと、なんて小さい了見なんだろう。

私は、仕事に就いたこともあって、この一件のことは忘れたかったし、しばらくROを引退することにした。それが、1年の休暇。

一年後、ROに繋いでみると、ギルドAが解散していた。

なにがあったのかメンバーに聞くと、ギルマスが板で晒されたらしく、そのことでいざこざがあり彼が突然消えたということだった。

彼は、二度と戻ってくることはなかった。彼がいることで、維持されていたギルドだったので、ギルドAは解散し、メンバー内でグループ化してた組同士で、再結成したりなんだり。

私は、あまりに色々ありすぎて、もうこれがいい機会だとおもい、ROを引退しました。

でも、どこいっても、同じようなことってあるんだね・・・